2011年 12月 下旬 
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冬に入って生き物の活動は少なくなり、カチカチカメラもネタ切れ休止である旨会長にお話しすると、ホモサピエンスも生き物の一種である、とのこと。カチカチカメラ好みの被写体ではないが、やむを得ず、その生態を撮った。
カチカチ山に生息する ホモサピエンスはオスが集団で巣作りをする。オスが巣作りをする例は、魚(トゲウオ、ハゼなど)や鳥(キーウィ、ハタオリドリなど)で見られるが、集団で一つの巣を作るのは珍しい。

オスが巣作りをする動物はメスに気に入られる巣を作らねば子孫を残すことが出来ないので必死である。
果たして、カチカチ山のホモサピエンスの巣はメスを招き入れることが出来るのだろうか。


12月23日
山のあちこちにある黄色の葉はアオモジ 実がなっている(レモン様の香気がある)


Homo sapiens katikatiensis  male adult  群れによる巣作り

足元の大きな丸太を乗せる前に、小窓(換気口?)となる部分を切り取っておく。
切り取った上に新しい丸太を乗せる。
丸太を乗せる準備として、重なり部分の大まかな加工を施す。
ときにはチェーンソーの先を使い、
下の丸太にかぶさる部分を削り取る。
直交する丸太との重なりを丸くえぐる手法。
チェーンソーで切れ目を入れて、バールでむしり取る。
手前と同様の作業がもう一方の端で同時進行。
バールによる荒彫りの後はチェーンソーで丸みを付けて仕上げする。
ここで小休止。

話題:チェーンソーを使うアートが面白い 「チェーンソー 木彫り」で検索する
例えばここ
いよいよ吊り上げ。
チェーンブロックで慎重に。
定位置に軟着陸。
おさまり方はどうかな?
切り込みが足りない。
1mmのずれでもはまらない。
ゴロリと裏返してその場で補正。
補正終了、これでいいはず。
再度重ね合わす。
合わせる作業は微妙、チェーンブロックを使って慎重に。
直交部分はまだまだ浮いている。
その後少しずつ削ってようやくここまで。
昼になった。中断
この頃、カチカチ山北東斜面では、
狭い茂みでゴソゴソ。
最近イノシシがカチカち山に出没。
イノシシはまさかと思う所からでも進入する。堅固な猪垣(ししがき)で備える。
ログハウス、午後の部再開。
幾度もすり合わせをしながら、微調整。下の丸太の重なり部分に色を塗る。
丁寧に色づけして、
そこへ上の丸太を乗せる。
ひっくり返すと、下の材に当たった部分には色がつく。つっかえ部分をマークし更に削る。
一本の丸太を乗せるのにずいぶん手間がかかる。